正直に言う。うちの子が4月に入園するとき、ぼくは前日の夜23時から名前付けを始めた。
「靴下に全部油性ペンで書けばいいだろ」なんて甘く見てたら、靴下だけで20足。タグが小さすぎて文字がはみ出して、途中から読めない名前になってた。妻には「だから早くやっておけって言ったじゃん」と言われ、ぼくは深夜に一人でちび丸ゴシックみたいな字を量産し続けた。あれは本当につらかった。
同じ経験、してほしくない。
入園グッズの名前付けには、大きく3つの方法がある。フロッキーシール、お名前スタンプ、布用テープ。それぞれに向いているものと向いていないものがあって、全部を1つの方法でやろうとするから大変になる。用途別に使い分けるだけで、ぼくの試算では作業時間を3分の1以下に短縮できた。
フロッキーシール:布モノに最強、でも少し高い
フロッキーシールというのは、アイロンで貼り付けるタイプの名前シール。洗濯しても剥がれにくく、タグのない靴下や下着にも貼れる。
うちで実際に使ってみて、靴下20足への名前付けが30分以内に終わった。前日深夜の地獄とは別世界。
向いているもの:靴下・下着・体操服・スモック
向いていないもの:プラスチック製品(剥がれやすい)、頻繁に交換する消耗品
注意点は「アイロンが必要」「注文してから届くまで数日かかる」の2点。入園1ヶ月前には注文しておきたい。コストは100枚セットで2,000〜3,000円ほど。
お名前スタンプ:スピード感は最強、使えるシーンも広い
ハンコを押すだけで名前が入るスタンプ式。インクが乾けばそのまま使える。
うちのはインクをつけ替えられるタイプで、布用インクと油性インクの2本が付いてきた。布にも使えるし、プラスチックのコップやおもちゃにも押せる。ぼく的にはこれが一番「マルチに使える」と感じた。
靴下以外のほとんどのグッズ、たとえばコップ・弁当箱・ハンカチ・連絡帳袋・布バッグあたりはスタンプで片付けた。1個あたりにかかる時間は3〜5秒。50個押しても5分もかからない。
向いているもの:プラスチック小物、ハンカチ・タオル、文房具、バッグ類
向いていないもの:タグのない靴下や下着(フロッキーシールの出番)
初期費用は1,500〜2,500円前後。使い回しが効くので長い目で見るとコスパが高い。
布用テープ:「急いでとりあえず」に使う最終手段
名前を書いたテープを貼るだけ。アイロン不要でその場で貼れる。
ぼくがこれを使うのは、「保育園から急に持ち物の追加が来たとき」と「サイズアウトして新しいものを買ってきたとき」。速攻で名前付けをしたいけどアイロンを出す時間も気力もないときの救世主。
ただ、洗濯を繰り返すと端っこから剥がれてくることが多い。恒久的な方法というよりは「とりあえず応急処置」として使う感じ。
向いているもの:急な追加対応、一時的な名前付け
向いていないもの:毎日洗う靴下・下着(フロッキーシールにしておいたほうが安心)
3つの使い分け、これだけ覚えておけばいい
ぼくが実際にやっている使い分けはこれ。
| 対象 | 使う方法 |
|---|---|
| 靴下・下着 | フロッキーシール |
| コップ・弁当箱・バッグ類 | お名前スタンプ |
| 急な追加・一時的なもの | 布用テープ |
この3パターンだけ覚えておけば、どんな持ち物が来ても対応できる。
入園前にやることは「フロッキーシールを事前注文する」「お名前スタンプを1セット用意する」の2つだけ。布用テープは100均でも売っているので、急な入り用になったときに買えばいい。
「名前付けが終わらない」と焦っているなら、まずお名前スタンプを一本買うところから始めてほしい。ぼくの深夜の地獄を、あなたには繰り返してほしくないから。


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