先週の日曜日、午後2時から台所に立って、気づいたら4時にはタッパーが5つ冷蔵庫に並んでた。「あ、これだけで今週乗り切れる」って思ったとき、正直ちょっと感動したんですよね。
うちでもやってみたんだけど、春の作り置きって秋冬と違って野菜がやわらかいから調理時間が短くて済む。菜の花もスナップエンドウも、下茹でしたら5分で味がつく。それがわかってから、週末の料理がぐっとラクになりました。
給食センターで1日500食を作ってた経験から言うと、料理の勝負は段取り。2時間で5品、順番さえ間違えなければ余裕で終わります。
2時間で5品仕上げる「重なり時間」の使い方
給食の現場では「火にかけてる間に次の仕込み」が鉄則でした。家でも同じで、煮物を火にかけている間に和え物を作れば時間は重なる。この「重なり時間」を意識するだけで、体感は1.5倍速くなります。
今回の5品の段取りはこの順番で:
- 筍の土佐煮を最初に火にかける(煮えるまで25分かかるから真っ先に)
- 煮ている間に菜の花のからし和えとスナップエンドウのツナマヨを仕込む
- 豚肉を冷蔵庫から出して室温に戻しながら春キャベツのコールスローを作る
- 最後に新玉ねぎと豚肉の甘辛炒めを仕上げる
全体でだいたい1時間45分〜2時間。片付けも含めてこの範囲に収まります。
春野菜5品レシピ:材料と時間の目安
① 菜の花のからし和え(約15分)
菜の花1束を塩茹で3分。冷水にとってから水気を絞り、めんつゆ大さじ2・からし小さじ1/2・砂糖少々で和えるだけ。冷蔵で4日持ちます。苦みが苦手なお子さんには、からしを抜いてマヨネーズ和えにしてもおいしい。
② スナップエンドウのツナマヨ和え(約10分)
スナップエンドウ200gを塩茹で2分。筋を取るのが面倒なら半分に割いてしまうのが早い。ツナ缶1缶(油を軽く切る)・マヨネーズ大さじ2・塩こしょうで和えたら完成。うちの子どもたち、これだけでご飯を3杯食べた日がありました。
③ 春キャベツのコールスロー(約10分)
春キャベツ1/4個を千切りにして塩もみ10分。水気を絞り、酢大さじ2・砂糖大さじ1・オリーブオイル大さじ1・塩こしょうで和える。コーンや人参を加えると見た目が華やかになります。冷蔵3日。
④ 新玉ねぎと豚肉の甘辛炒め(約20分)
新玉ねぎ2個を8つ割りにして豚こま200gと炒める。醤油・みりん・砂糖が各大さじ2の黄金比で味付け。新玉ねぎは普通の玉ねぎより火が通りやすいので、強火で一気に炒めるのがポイント。焦げ目がついたほうが香ばしくて子どもにも好評です。
⑤ 筍の土佐煮(約30分)
水煮の筍200gを一口大に切り、だし200ml・醤油大さじ3・みりん大さじ2・砂糖大さじ1で15分煮含める。仕上げに削り節をひとつかみ加えたら火を止める。冷蔵5日と保存が効くので、週の後半まで活躍してくれます。
平日5日間、こんな風に使い回す
作り置きがあっても「どう使うか」が決まってないと、結局手をつけずに期限切れになりがち。これ、うちで実際にやらかした失敗談です。せっかく作ったのに、金曜日に泣く泣く捨てた経験が何度か……。
今は月曜の朝に5分だけ「今週の配置」を決めるようにしてます。
- 月・火:豚肉の甘辛炒めをメインに、菜の花とコールスローを添える
- 水:筍の土佐煮+スナップエンドウで和食定食風に
- 木・金:残った副菜を組み合わせて卵焼きやインスタント麺にトッピング
金曜日に冷蔵庫がほぼ空になる設計にすると、週末の買い出しがすっきりします。食材ロスも週に500円くらい減った実感があります。
春野菜は3月〜5月の短い季節にしか出回りません。この時期だけ使える菜の花やスナップエンドウを作り置きに取り込むだけで、食卓がぐっと季節感を増します。週末2時間、ぜひ試してみてください。


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