去年の春、衣替えで丸一日潰した。
子供が生まれてからはじめての春だったんだけど、育児しながら衣替えって本当に無理ゲーで。ちょっと手が離せた30分に「よし、やるか」とクローゼット開けたら、どこから手をつければいいか分からなくて、結局30分ぼーっと服を眺めて終わった、みたいな日が3回くらいあった。
給食センターで働いてた頃、段取りの鬼だった自分がなんでこんなことに、と思ってたんだけど、気づいたんですよ。衣替えが終わらない本当の理由は「迷い」なんだって。
「これ、まだ着るかな?」「去年はあんまり着なかったけど今年は着るかも」みたいな決断を、服の枚数分やってるから時間が溶ける。うちの嫁も「また途中で止まってる」って苦笑いしてた。
衣替えが終わらない本当の理由は「迷い」だった
衣替えを何度やっても終わらない人の共通点は、「判断を先延ばしにする」こと。服を手に取るたびに「どうしようかな」と考え始めると、1枚に1〜2分かかる。100枚あったら2時間が判断だけで消える計算になる。
給食の仕込みと同じで、判断の種類を減らすと作業スピードが大幅にアップする。食材を「今日使う・明日以降使う・廃棄」で仕分けるのと全く同じ発想で、衣替えも仕分けのルールを先に決めてしまえばいい。
3択即決ルールで迷い時間をゼロにする
解決策はシンプル。服を手に取ったら、必ずこの3択だけで判断する。
- 今季(今すぐ使う):今の季節に着る → そのままクローゼットへ
- 来季(次の季節に使う):収納ケースへ
- 手放す(どちらでもない):即日手放す箱へ
これだけ。「迷ったら保留」という選択肢を消した。
目安のペースは1枚あたり5秒以内。「うーん」が3秒を超えたら手放す箱行き、くらいの気持ちで。迷う服は実は着ていない服というのが経験則で、何年着なかった服でも「いつか着るかも」と感じるのが人間の心理だから、そこは割り切るのが大事。
週末2時間で終わらせる実際の手順
うちでもやってみたんだけど、段取りを決めたら本当に2時間で終わった。子供が昼寝してる間に完了できたのは感動だった。
準備(10分)
まず空の収納ケースか段ボール1箱と、ゴミ袋1枚を用意する。この2つを手元に置くだけでいい。準備に時間をかけすぎると本体の作業前に疲れるので、道具はこの2点だけと決める。
分類作業(60〜80分)
クローゼットの服を全部出して、さっきの3択で即決していく。枚数が多い人は、トップス→ボトムス→アウターの順に分けてやると効率がいい。カテゴリが混ざると判断が鈍くなる。
「手放す」かどうか迷ったら手放す。これだけ守れば、60〜80分でほとんどの人が分類を終えられる。
収納(20〜30分)
今季のものをクローゼットに戻す。よく使うものを手前・上段に、たまに使うものを奥・下段に置く。収納ケースに来季のものを入れて、圧縮袋を使うとマンションの狭い収納でも入る。
「手放す」箱は翌日フリマアプリか不用品回収へ。そのまま玄関に置いておくのが大事で、家の中に置くと「やっぱり残そうかな」が発動する。
来年の衣替えをもっとラクにするために
うちでやってみて気づいたんだけど、枚数を減らすと来年の衣替えがめちゃくちゃ楽になる。当たり前なんだけど、実感として「あ、物って少ない方がいいな」ってなった。
具体的には1シーズンに着るトップスは7〜10枚くらいで十分で、それ以上は管理コストの方が高くつく。1着の服を「着てよかった・着なかった」で評価して、着なかったものは次の衣替えで手放す、というサイクルを回すだけで、3年後のクローゼットはかなりすっきりする。
今年の衣替えを、来年をラクにする投資だと思ってやると、動きやすい。
収納が少ないから衣替えが大変なんじゃなくて、判断を先延ばしにするから大変になる、というのが自分が気づいたことだった。3択さえ決めれば、あとは手を動かすだけ。2時間、試してみてほしい。


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