子ども写真を月15分で整理!フォルダ命名3原則

Close-up of smartphone showing photo gallery on wooden desk. デジタル
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「ミズキさん、スマホの写真フォルダってどう整理してますか?もう4,200枚あって、開くのが怖いんですけど…」

先月、職場の後輩にそう聞かれて、私はニヤッとしました。それ、まだ手作業でやってるんですか?って言いそうになるのを必死にこらえながら。

実は私も2年前まで同じ状態でした。長男が生まれてから、運動会・誕生日・保育園のお遊戯会……気づいたら8,000枚を超えてたんですよ。開けば「この写真、いつの?」。検索しても「2023」「2024」くらいしかヒントがなくて。元ITカスサポのプライドが傷つきます、本当に。自分が「フォルダ整理してますか?」って何百回もお客様に言ってたのに。

そこで考えたのが、今日紹介する「月15分フォルダ命名ルール」です。仕組み化が大好きな私が、できるだけ頭を使わず・できるだけ手間なく・でもちゃんと見返せるライブラリを作るために試行錯誤した結果です。

「見返せない写真」って、実質ゴミ箱と同じ問題

厳しいことを言いますが、見返せない写真は存在しないのと同じです。

子どもの成長写真を撮り続けるのは、将来「あのとき可愛かったな」「こんなこともあったな」と振り返るためですよね。でも今のままの状態——フォルダ名が「カメラロール」一択で、日付順にひたすら並んでいる——では、目的の写真を探し出すのに10分かかる。

10分かかるなら、人間は見返しません。面倒だから。ズボラだから。いや、ズボラじゃなくて普通の人間だから。「整理しなきゃ」という罪悪感だけが積み上がって、写真フォルダを開くこと自体がストレスになっていく。これ、本当に多いパターンです。

重要なのが「命名ルール」です。保存するときのひと手間を30秒増やすだけで、あとの検索コストをほぼゼロにできる。元カスサポとして断言しますが、命名ルールが一番コスパのいい整理術です。

月15分で片づくフォルダ命名、3つのルール

いきなりルールを全部変えようとすると挫折します(経験済み)。なのでこの3つだけ守ってください。シンプルに、徹底的にシンプルに。

ルール1:頭に「yyyymm_」をつける

フォルダ名の先頭を、必ず「年月」にする。例えば:

202504_春の遠足
202503_誕生日3歳
202412_クリスマス

これだけで、フォルダを名前順に並べたとき時系列が自動で完成します。「2歳の誕生日の写真どこだっけ」→「2024年の誕生日月を思い出す」→「202404」で検索一発。所要時間、8秒。

「毎回年月を打つの面倒じゃないですか」という声が聞こえてきますが、スマホのキーボードに「202」まで打てばほぼ候補が出てきます。慣れれば5秒です。ちなみに「yyyy-mm」のハイフン区切りより「yyyymm」のほうが並び替えがずれないのでおすすめ。OSによってハイフンの扱いが微妙に違うんですよ。このへん、カスサポ時代に散々みました。

ルール2:イベント名は「略称10文字ルール」

フォルダ名を長くしすぎると一覧で見えません。スマホの画面幅って狭いので。

「令和6年度長男保育園年長クラス秋の収穫祭」→ ダメ。一覧で切れる。
「収穫祭」→ 何年のかわからない。

ルールは「年月+略称10文字以内」。

202510_収穫祭年長(6文字)
202506_運動会次男(6文字)
202503_ひな祭り(5文字)

「次男」「年長」などで子ども・学年を区別するのがポイントです。きょうだいがいる場合、これがないと後から「どっちの写真?」になります。私がなりました。

ルール3:特に気に入った写真には「★best」フォルダを作る

このルールを入れてから、私の写真整理が劇的に変わりました。

毎月末の15分で、その月の写真をざっと見て「これは絶対見返したい」という5〜10枚だけを「★best」フォルダにコピー(移動じゃなくてコピー)する。

年末になると「★best」フォルダに120〜150枚だけが残る。その年のベスト写真集の完成です。年賀状に使う写真を探すのが毎年15分かかっていた作業が、去年は2分で終わりました。

「コピーすると容量が…」って心配する人もいますが、スマホの写真1枚は今3〜5MBくらい。150枚でも750MB。最近のスマホなら全然余裕です。

Googleフォト・Appleフォトの自動アルバム、そのまま使っちゃダメな理由

「自動アルバム機能があるから、フォルダ整理しなくていいんじゃないですか?」

これ、よく聞かれます。答えは「惜しい」です。

GoogleフォトやAppleフォトの自動アルバム機能は確かに優秀です。顔認識で子どもの写真をまとめてくれたり、場所で「公園の写真」を抽出してくれたり。でも弱点が2つあります。

まず「イベントの区切り」が曖昧です。運動会当日の写真と翌日の写真が同じアルバムに混じったり、連写した似た写真を全部表示したりする。次に「あなたの気持ちの区切り」がわからない。機械は「この運動会はちょっと思い出深い」「この誕生日は特別だった」という温度差を判断できません。

自動アルバムは「検索ツール」として使うのが正解。整理の主軸にすると、あとで「あのアルバム、どこいった?」になります。

自動アルバム×フォルダ命名の合わせ技で「ゼロストレス」になる

じゃあどう組み合わせるか。私がやっている方法を公開します。

まず、フォルダは「yyyymm_イベント名」ルールで作る。これが自分の気持ちで作った「主観アルバム」です。次に、Googleフォト・Appleフォトの自動アルバムは「横断検索」に使う。「この子の写真だけ集めたい」「去年の夏を全部見たい」という用途。これがAIが作る「客観アルバム」です。

この2軸があると、探し方を場面によって使い分けられます。

「あの運動会の写真」→ フォルダから(主観アルバム)
「長男が写っている写真を全部」→ 自動アルバムから(客観アルバム)
「2024年の夏の写真」→ どちらからでも OK

この使い分けを意識するだけで、写真探しのストレスが体感で7割くらい減ります。後輩に教えたら「ミズキさん天才すぎる」って言われました。自分でも同意します。

15分タイマーでやってみた結果、正直に報告する

「月15分って本当に終わるんですか?」という疑問に、実体験で答えます。

私が毎月末にやっている手順はこれだけです:

① その月に撮った写真をざっと一覧で見る(3分)
連写のブレ写真・似た構図の重複などをざっと削除する。「迷ったら残す」ルール厳守。削除で時間を使わない。

② フォルダに振り分ける(7分)
「202504_春の遠足」「202504_週末公園」など月内のフォルダに入れる。ルールが決まっているから迷わない。これが命名ルールの一番の価値です。

③ ★best に今月のベスト写真をコピー(5分)
「これは絶対残したい」と感じた5〜10枚。直感で決める。悩まない。悩んだら両方コピーしてもOK。

合計15分。本当に終わります。先月は14分でした。

「月末に15分時間を取るのが難しい」という人には、毎月1日のお昼に15分リマインダーをセットするのがおすすめです。先月分を振り返るタイミングとして、月初のほうが気持ちの切り替えもしやすい。

やりがちな「整理沼」に落ちないための3つのNG

最後に、整理しようとして逆に疲弊するパターンをまとめます。全部、過去の私です。

NG①:「完璧なフォルダ構成」を最初から設計しようとする
「年>月>カテゴリ>サブカテゴリ」みたいな階層を最初から作ろうとすると絶対挫折します。まずは「yyyymm_イベント名」の1階層だけ。深さは後から足せます。

NG②:過去の写真を一気に整理しようとする
「5,000枚を今週末で全部整理する」は無理です。体験済み。週末が終わって200枚しか終わってない状態で絶望します。過去分は「1ヶ月あたり20分」のペースで少しずつ遡る。まず今月分のルール化を先に完成させる。

NG③:削除を完璧にやろうとする
ブレた写真・目をつぶっている写真・似た構図の10連写……全部見て選んでいると時間がかかりすぎる。「明らかにダメなもの」だけ削除して、それ以外は残す。ストレージ代より時間の方が高い。

まとめ

  • 見返せない写真は存在しないのと同じ——命名ルールで「見つかる写真」に変える
  • フォルダ名は「yyyymm_イベント略称(10文字以内)」の1階層だけでOK
  • 毎月末に「★best」フォルダへ5〜10枚コピーするだけで、年間ベスト写真集が自然にできあがる
  • Googleフォト・Appleフォトの自動アルバムは「整理ツール」ではなく「検索ツール」として使う
  • 月1回15分のリマインダーをセットして習慣化する(月初が続けやすい)
  • 過去分の整理は焦らず「1ヶ月あたり20分」ペースで遡る

写真整理って「やる気」じゃなくて「仕組み」の問題です。仕組みさえ作れば、ズボラでも続きます。私が証明しています。

なお、フォルダ命名と自動アルバムの管理に慣れてきたら、次のステップとしてフォトブック自動作成サービスとの連携も試してみてください。★bestフォルダに貯めた写真を年1回まとめてフォトブックにするだけで、デジタルの思い出がアナログの形として手元に残ります。スマホ整理の仕組み化が、リビングの棚に並ぶ一冊につながる——これもまた、仕組み化の醍醐味です。

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