スマホを開いて5秒後にはInstagramのリールを見ている。そんな朝を繰り返しているとしたら、問題はあなたの意志力じゃなくて、ホーム画面の設計です。
はっきり言いますね。それ、まだ惰性でホーム画面を使ってるんですか?
わたし(ミズキ)は元ITカスタマーサポート出身で、職業柄スマホの設定をいじくり倒すのが趣味みたいなものなんですが、ホーム画面を整理してから朝のルーティンが劇的に変わりました。以前は起きてからニュースとSNSで30〜40分溶かすのが当たり前だったのに、今は情報収集を10分以内に終わらせています。
カラクリはシンプルです。ホーム画面が「見たいもの」に最適化されていれば、余計なものを見ずに済む。逆に今のホーム画面が「アプリの置き場所」になっているだけなら、毎朝30分損しているも同然です。
今日はそのセッティングを、具体的な手順ごと全部話します。
あなたのホーム画面、「全部乗せ」になっていませんか
まず正直に確認してほしいんですが、今のホーム画面って何ページありますか?
わたしのカスサポ時代、「スマホが使いにくい」という相談でお客さんの端末を見せてもらうと、だいたいこうなっています。
- ページが5〜7枚ある
- アプリが100個以上ある
- フォルダの中にフォルダがある
- ウィジェットが謎の位置にある(しかもほぼ見ていない)
これ、「整理されていない」んじゃなくて「設計されていない」状態です。インストールした順番でアプリが並んでいるだけ。朝に必要な情報にたどり着くまでに、余計なアプリが10個は目に入るわけで、そりゃSNSを開いちゃいますよ。
ホーム画面は「引き出し」じゃなくて「デスクの上」だと思ってください。デスクに100個ものが乗っていたら仕事できないですよね。
まずアプリを「追放」する。残す基準はたった2つ
整理の第一歩は追加じゃなく、削除です。
アプリを残すかどうかの判断基準、わたしはこの2つだけで決めています。
基準①:先週、自分から開いたか
「自分から」というのが大事です。通知に引っ張られて開いたのはカウントなし。能動的に「使おう」と思って開いたアプリだけが本当に必要なアプリです。
先週自分から開いていないアプリは、今後も開きません。削除しましょう。
基準②:朝の情報収集に使うか、仕事に使うか
ホーム画面の1枚目に残すのは、この2種類だけです。ゲームアプリ? 2枚目以降へ。フードデリバリー? 必要なときに検索すれば出てきます。
この基準で絞ると、ほとんどの人のホーム画面は8〜12個に収まるはず。わたしは今、1枚目に9個しか置いていません。
「でも削除したら使えなくなる」という不安、わかります。ただ実際、削除したアプリを「やっぱり必要だった」と再インストールしたのはここ1年で2回だけです。しかも再インストールに10秒もかかりませんでした。
ウィジェット配置が、朝の情報収集を激変させる
アプリを絞ったら、次は配置です。ここが核心です。
わたしが実践しているのは、ホーム画面を上下に分割する設計です。
上半分:ウィジェットゾーン(情報を「見る」エリア)
上半分には、タップしなくても情報が表示されるウィジェットを配置します。わたしの構成はこの3つです。
- 天気ウィジェット(今日の最高気温と降水確率だけ表示)
- カレンダーウィジェット(今日と明日の予定が一目でわかるもの)
- ニュースウィジェット(スマートニュースやNewsPicksなど好みで)
この3つがあれば、朝に必要な情報の8割はスワイプ不要で手に入ります。天気・予定・今日のニュース。これだけ知れれば情報収集としては十分です。
ポイントは「タップしないと見られないもの」をウィジェットにしないこと。X(Twitter)のウィジェットを置くとタイムラインが表示されて、一瞬で時間が消えます。経験談です。
下半分:アクションゾーン(「使う」エリア)
下半分には、能動的に起動するアプリを置きます。メール、メモ、Slack、ブラウザなど。
1行4つのドック(画面下の固定エリア)には、1日に複数回使うものだけ。わたしは電話・メッセージ・ブラウザ・カメラの4つです。この4つ以外はドックに入れません。
SNSアプリを「見える場所」から物理的に消す
ここが一番重要かもしれません。
「SNSを削除するのは無理」という人、削除しなくていいです。でも、ホーム画面の1枚目から消してください。
人間って、目に入ったものを開いてしまうんです。これ、意志力の問題じゃなくて脳の仕組みです。カスサポ時代に「ついSNS開いちゃうんだけど設定で何かできない?」という相談を何十件も受けましたが、解決策はいつも同じでした。「見えない場所に移動してください」。
具体的な移動方法はこちらです。
- Instagram・X・TikTokなどのSNSアプリは、ホーム画面2枚目以降の「SNSフォルダ」にまとめる
- iPhoneであれば「Appライブラリ」(一番右のページ)からのみアクセスできる状態にする
- アプリを長押し → 「ホーム画面を非表示」を選べば、削除せずにホーム画面から消せる
これだけで、わたしは朝のSNS滞在時間が平均38分から7分に落ちました。38分ですよ? 毎朝38分。1週間で266分、月にすると約18時間です。もはや人生の話になってきます。
「朝10分」を実現するホーム画面の完成形
ここまでの設計をまとめると、1枚目のホーム画面はこうなります。
上半分(ウィジェット)
- 天気ウィジェット × 1
- カレンダーウィジェット × 1
- ニュースウィジェット × 1
下半分(アプリ)
- メール × 1
- メモ(またはSlack)× 1
- ブラウザ × 1
- 好みで2〜3個まで追加可
ドック(固定エリア)
- 電話 / メッセージ / ブラウザ / カメラ
SNSアプリは2枚目以降、またはAppライブラリへ。
朝のルーティンはこうなります。スマホを開く(1秒)→ ウィジェットで天気・予定・ニュースを確認(3〜4分)→ メールを確認(3〜4分)→ 終了。合計7〜9分です。
「ちゃんと読む」ニュースは通勤時間に回す
「気になる記事をもっとじっくり読みたい」という人へ。
朝の自宅時間に「読む」必要はないです。ウィジェットで「見出しをスキャンする」だけで十分。気になった記事はあとで読むためにブックマーク、またはPocketなどの「あとで読む」アプリに保存して、通勤電車の中で読む。これで解決します。
このフローを踏むと、実は情報の質も上がります。スキャン→気になる→保存→じっくり読む、という工程を挟むことで、本当に興味のある記事だけを読む習慣がつくんです。朝ダラダラ読むより、選んだ記事を集中して読むほうが頭に入ります。
わたしは今、通勤15分で2〜3記事を集中して読むスタイルです。朝に全部読もうとしていた頃より、よっぽど内容を覚えています。
まとめ
ホーム画面の整理は、1時間もあれば全部終わります。やることを整理します。
- アプリを絞る:「先週自分から開いたか」「朝と仕事に使うか」の2基準で判断。1枚目は8〜12個が目安
- ウィジェットを設置する:天気・カレンダー・ニュースの3つを上半分に。タップしなくても情報が取れる状態を作る
- SNSをホーム画面から消す:削除不要、2枚目以降かAppライブラリに移動するだけで朝のSNS時間が激減する
- 「じっくり読む」は通勤時間に回す:朝はスキャンのみ、詳細は保存して移動中に読む
この設定、一度やるとほぼ維持できます。新しいアプリを入れるたびに「1枚目に置く価値があるか?」を自然に考えるクセがつくので。
ちなみに、この「目に入るものを厳選する」考え方は、パソコンのブラウザブックマーク整理にもそのまま使えます。ブックマークバーに何十個も並んでいる人、次のチャレンジはそっちですよ。
ズボラなわたしでも3年続いている方法なので、きっと大丈夫です。まずはアプリの棚卸しから始めてみてください。

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