去年の3月、うちの子の入学準備でAmazonを合計7回注文しました。ランドセルカバーを忘れて1回、体操着袋のサイズが違って1回、名前シールが足りなくて2回……気づいたら段ボールが玄関に積み上がって、妻に「毎日何か届いてるね」って苦笑いされるはめに。
給食センターで10年調理師やってた自分が、家庭の買い物でこんなミスをするとは思ってなかった。完全に段取りが悪かったんです。
給食センターで叩き込まれた「先に仕分ける」発想
給食センターの仕事って、とにかく段取りが命です。300食分の昼食を12時にピタリと出すためには、前日の仕込みから食材の動線まで、全部「先に決めておく」んです。「今日の煮物に使う野菜は業者Aから、調味料は在庫から、肉は業者Bから」と、何をどこから調達するか先に振り分けておかないと、当日バタバタする。
これ、入学準備の買い物でも全く同じだと気づいたのが今年の2月でした。「Amazonで全部買えばいいか」「100均でとりあえず揃えるか」と漠然と考えてると、絶対抜け漏れが出る。先にお店の役割を決めておくのが、一番の時短なんです。
3つのお店には「得意ゾーン」がある
Amazon・ニトリ・100均、それぞれに向いているものと向いていないものがあります。この特性を無視して「なんとなく安そうなところで」と選ぶのが、複数回注文の原因です。
Amazonが向いているもの:スペック比較が必要なアイテム
ランドセル用品・防犯グッズ・名前シールなど、「サイズ・機能・レビュー数」を比較したいアイテムはAmazonに向いています。プライム会員なら配送が早いので、「やっぱり別のサイズが必要」となっても対応しやすい。
Amazonで揃えたいものはこのあたりです。
・ランドセルカバー(透明タイプ)
・名前シール・ネームラベルセット(防水タイプ)
・防犯ブザー
・通学用レインコート・雨具
・算数セット用の小さなシール
・筆箱・定規セット(学校指定でない場合)
算数セットのシールはAmazonで「○文字まで対応」と書いてある専用品を買うと名前書きの時間が1時間以上から15分程度に短縮できます。うちはこれで本当に助かった。
ニトリが向いているもの:サイズを確認してからネット注文したいもの
ニトリで揃えたいのは収納グッズ・ランドセル置き場・学習スペースまわりのアイテムです。
ニトリはオンラインストアが充実していて、店舗で実物を見てサイズを確認してからネットで注文できる。「実物より大きかった」「棚に入らなかった」が防げるので、大物の収納系はここで揃えるのが正解です。
・ランドセルラック(玄関用またはリビング用)
・教科書・プリント整理用のファイルボックス(A4対応)
・体操着・給食セット用の収納かご
・学習チェア用クッション
ニトリのファイルボックスはA4サイズがきれいに入るものが多くて、学校から持ち帰るプリント管理に向いています。うちは3個買って「学校」「習い事」「その他」で仕分けしています。
100均で十分なもの:消耗品・無くしやすい小物
100均に向いているのは、無くしやすい・汚れやすい・何度も買い替える消耗品です。品質に大差がないものはここで一気に揃える。
・油性マジック(名前書き用、太・細)
・体操着袋・給食袋(無地の巾着)
・クリアファイル
・洗濯ネット(給食エプロン用)
・ハンカチ・ポケットティッシュ(予備分)
・上履き入れ(シンプルなもの)
・手動の鉛筆削り
名前書き用の油性マジックは高いものを買う必要はないです。100均のもので十分にじまずに書けます。ダイソーで2〜3本まとめ買いして、失くしても気にならない状態にしておくくらいがちょうどいい。
実際に使った振り分けリスト:これで注文は2回以内に収まる
ここまでを整理すると、こんな振り分けリストになります。これを手元に置いてから買い物を始めると漏れがなくなります。
【Amazon注文リスト】
□ ランドセルカバー(透明)
□ 名前シールセット(防水タイプ)
□ 防犯ブザー
□ 算数セット用ネームシール
□ 通学用レインコート
□ 筆箱・定規(学校指定でない場合)
【ニトリ注文リスト】
□ ランドセルラック
□ ファイルボックス A4(3〜4個)
□ 体操着・給食セット用かご
【100均まとめ買いリスト】
□ 油性マジック(太・細 各1〜2本)
□ 給食袋・体操着袋(無地巾着)
□ クリアファイル(10枚入り)
□ 洗濯ネット(小)
□ 上履き入れ
□ ハンカチ・ティッシュ(予備)
この振り分けができていれば、Amazonを1回・ニトリオンラインを1回の計2回の注文で主要グッズはほぼ完結します。100均は近所のセリアかダイソーに寄るついでに一気買い。
注文のタイミングも段取りのうち
3月に入ったら動き始めるのが理想です。理由は2つあります。
1つ目はAmazonのランドセル関連グッズが2月下旬から在庫切れしやすいこと。名前シールは特に人気商品から消えていきます。去年、防水タイプの名前シールを探したら希望の商品が売り切れていて、3つめの検索でようやく見つけた経験があります。
2つ目は学校からの持ち物リストが入学説明会(2〜3月)で配られること。これを受け取ってから動けば「買ったけど学校指定と違った」が防げます。
段取りとしては:
・2月:学校説明会で持ち物リストをもらう
・2月末〜3月初め:振り分けリストを作り、Amazon注文
・3月中旬:ニトリオンライン注文
・3月下旬:100均でまとめ買い
これで4月1日には全部が手元に揃っている状態になります。
名前書き地獄も段取りで乗り切る
入学グッズを揃えた後に待っているのが名前書き地獄です。ここも少し工夫するだけで時間が大幅に変わります。
算数セットはネームシールで対応するとして、服や布製品にはお名前スタンプが楽です。インクをつけてポンと押すだけ。Amazonで1,500〜2,000円程度のセットがあって、体操着・給食袋・雑巾に全部スタンプで対応できます。
布にはにじみやすいので、スタンプ後に30秒ドライヤーで乾かすとにじみが防げます。これ、同じクラスのお母さんに教えてもらって感動した小ワザです。知ってるか知らないかで、名前書き作業の仕上がりがけっこう変わります。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
・Amazon:比較が必要な機能系グッズ(名前シール・防犯グッズ・ランドセル用品)
・ニトリ:サイズ感を確認してからネット注文する収納グッズ
・100均:消耗品・名前書き道具・無くしても痛くない小物
・Amazon1回+ニトリ1回+100均現地の3パターンに絞る
・動き出しは2月末〜3月初め(在庫切れ前・説明会後)
・名前書きにはお名前スタンプ+ドライヤーの小ワザを活用
給食センター時代に先輩から言われた言葉が今でも頭に残っています。「段取り8割、本番2割。手を動かす前に頭を動かせ」。入学準備、まさにこれです。
今年の4月は、段ボールが7個届く事態を回避できそうです。


コメント