「週末、また買い物で2時間溶けた……」
はい、それ、去年までの私です。
フルタイムで働いて、帰宅したら夕飯を作って、週末ようやく休めると思ったらスーパーに並んでカートを押して重い荷物を持って帰る。この作業に毎週土曜の午前中が消えていく感覚、分かります?
でもいまの私、週の買い物時間が合計30分以下です。注文作業だけなら1回5分。こう言うと「嘘でしょ」って言われるんですが、全部ネットスーパーのおかげです。しかも「使っている」じゃなくて「使いこなしている」からこそ、この数字になった。
それ、まだスーパーに並んでやってるんですか?
「ネットスーパー使ってる」と「使いこなしてる」は別の話
ネットスーパー、使ったことある人は多いと思います。コロナ禍から始めた方も多いし、「便利だけどなんか面倒でやめた」って声もよく聞きます。私はITカスタマーサポートの仕事をしていたからよく分かるんですが、ツールって「ただ使う」だけだと、むしろ手間が増えることがある。
ネットスーパーでありがちな失敗例:
- 毎回「さて何を買おうか」とサイトを眺めて30分以上
- 送料無料の金額に合わせようと余計なものを追加してしまう
- 野菜の新鮮さが不安で、結局スーパーにも行く
- 注文し忘れて「今日届かない!」とパニック
これ全部、私が実際に経験したことです(笑)。でもある仕組みを作ってから劇的に変わりました。それが「定期購入リスト」と「曜日別ルーティン」の組み合わせです。
初日だけ1時間かける「定期購入リスト」の作り方
ズボラを自称する私が言うのもなんですが、最初の1時間だけはちゃんと投資が必要です。でもこの1時間が、その後の毎週の時間を生み出してくれる。エンジニア的に言うと、自動化のための初期コスト、ってやつです。
過去2週間のレシートを見るところから始める
スマホの決済アプリやカードの明細、スーパーのポイントアプリの購入履歴を開いてください。過去2週間分あれば十分。そこから「毎週必ず買っているもの」を書き出します。
うちの場合はこんな感じでした:
- 牛乳(週2本)
- 卵(10個パック×週1)
- 食パン(週1)
- 豆腐(2丁)
- 納豆(3パック×2セット)
- もやし(週2袋)
- ヨーグルト(週1)
- シャンプー・ボディソープ(月1)
これをスマホのメモアプリ(私はGoogleKeepを使っています)に「定期リスト」として保存。スプレッドシートでもいいし、どのアプリでも。とにかくスマホからサクッと確認できる場所であれば。
「毎週固定」と「週替わり」の2層に分ける
リストの構成がポイントで、2層に分けるのがコツです。
固定層:牛乳、卵、食パンなど週によって変わらないもの。注文時にほぼ考えなくていい。
週替わり層:メニューによって変わる野菜・肉・魚。ここだけ週ごとに判断する。
この2層にするだけで、注文作業が「固定層をカートに入れる→週替わり層をちょっと考える」の2ステップになります。慣れると固定層で2〜3分、週替わり層が2分、合計5分以内で終わります。
注文が毎回5分で終わる「曜日別ルーティン」
定期リストができたら、次は「いつ注文して、いつ受け取るか」を固定します。ここが意外と大事で、「気が向いたとき」に注文する運用は絶対に続きません。人間の意思決定の負荷が高すぎる。
月曜補充・木曜週末準備の「2ショット作戦」
私がたどり着いたのは、週2回注文のリズムです。
月曜夜(所要時間3分):週初めの補充注文。土日で使い切った定番品(牛乳、卵、パン)を中心に。翌日火曜に配送設定。仕事が終わって帰宅したらすぐスマホで注文→お風呂に入ったら完了。
木曜夜(所要時間5分):週末分のまとめ注文。土日の食事をざっくり決めて、必要な食材を追加。金曜か土曜の午前中に配送設定。
この2ショット体制にすることで、「日曜にまとめて大量注文→重い荷物を一度に受け取る」という負荷も消えます。分散配送は送料がかかりそうに思えますが、月額300〜500円の配送無料プランに入ってしまえば心配ゼロです。無駄買いが減るだけで元が取れます。
生鮮品とドライ品でサービスを使い分ける
少し上級者向けですが、ネットスーパーは1つに絞らなくていいです。私は目的別に2つ使っています。
A社(スーパー系):野菜・肉・魚などの生鮮品。当日午後注文して夜届く即日配送が強み。
B社(EC系):日用品・調味料・冷凍食品など。定期便機能が優秀で、消費ペースを設定しておくと自動で注文してくれる。
最初から2つ使う必要はないですが、「生鮮はA、備蓄品はB」の切り分けをするだけで、どちらのサービスも得意なことだけやってくれる形になります。
失敗談、正直に3つ書きます
いいことだけ書くと一番嘘くさくなるので、失敗も正直に。
失敗1:野菜の「当たり外れ」問題
最初の数回、「この葉物、ちょっとしなびてる……」ということがありました。対策として、野菜はカット野菜や冷凍野菜を中心にして解決。旬の野菜を現物で選びたいときだけ、週に一度だけ近くの八百屋に寄る。「ネットスーパー+週1小さな買い足し」が一番現実的でした。
失敗2:送料無料ラインへの執着
「あと300円で送料無料なのに!」という思考が余計なものを買わせる罠。解決策は「月額配送無料プランに入る」こと。年間6,000円のコストですが、無駄買い額と比較すると圧倒的にプラスでした。
失敗3:「また明日でいいか」で習慣が途切れる問題
最初の1ヶ月、まさにこれで三日坊主になりかけました。対策は単純で、スマホのカレンダーに「月曜夜・注文3分」「木曜夜・注文5分」をリマインダー設定するだけ。今はなくても習慣になりましたが、最初の2ヶ月はリマインダー頼りで正解でした。
ネットスーパーと相性が悪いものも知っておく
使いこなすということは、「向いていないことを無理にやらない」でもあります。
- 今夜使いたい旬の魚:鮮度と品揃えは現物には勝てない。刺身や焼き魚用の鮮魚は週1回リアル店舗へ
- 特売品目当ての買い物:チラシ特売をネットスーパーで探すのは非効率。価格重視の日は引き続きリアル店舗で
- 子どもと一緒に選びたいもの:お菓子など一緒に選ぶ体験が大事な買い物は、あえてリアルで
全部をネットスーパーに置き換えようとしなくていい。「定番品はネットスーパー、特売と鮮魚はリアル店舗」の使い分けが、一番現実的で続けやすい形です。
余談ですが、この「使い分け発想」は買い物以外にも効きます。家事の時短も「全自動」を目指すより「得意なツールに担当させる」ほうが早い。食洗機は食器、乾燥機はタオル類、手洗いはデリケートなものだけ、という切り分けと同じ発想です。
まとめ:週の買い物30分化は「仕組み」で達成できる
- まず「定期購入リスト」を作る(初回1時間の投資で毎週の判断をほぼゼロに)
- リストは「毎週固定」と「週替わり」の2層に分ける
- 注文日を曜日で固定し、最初の2ヶ月はカレンダーリマインダーに頼り切る
- 月額配送無料プランで「送料のストレス」を消す
- 生鮮品と日用品でサービスを使い分けると精度が上がる
- 全部ネットスーパーにしなくていい。相性が悪いものは素直にリアル店舗へ
週末の2時間が30分に変わると、土曜の午前中が丸々返ってきます。その時間で何をするかは自由ですが、「買い物のために存在していた時間」が自分たちのものになる感覚は、体験してみないと分からないです。
定期購入リストを作る初回の1時間、損はしないと思います。


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