毎週のネットスーパー、注文に何分かけてますか?
「えーと、豚バラ切れてたっけ……あ、そうだ醤油も減ってた……洗剤はまだあるかな……」って画面とにらめっこして、気づいたら30分。共働きの貴重な夜の時間がそこに溶けていく。
それ、まだ手作業でやってるんですか?
私ミズキは元ITカスタマーサポートで、今は時短術を発信しているんですが、はっきり言います。毎週ゼロからカートを作るのは完全に設計ミスです。繰り返し作業は仕組み化しないと人間が必ず負ける。ネットスーパーの注文だって例外じゃない。
今回は「定番リスト」を使って週1注文を10分以内に終わらせる方法を、実際に私がやっていることをベースに解説します。
なぜネットスーパーの注文はいつも時間がかかるのか
ネットスーパーで時間を取られる理由は大きく2つです。
ひとつは「何を買えばいいか毎回考えてしまう」こと。在庫確認、今週の献立イメージ、家族の好みの確認……これを毎週やっていたら疲弊して当然です。
もうひとつは「サイトの画面遷移に時間が取られる」こと。冷蔵庫食材・洗剤・お菓子でカテゴリが違うから、いちいち行き来していたら普通に20〜30分かかります。
この2つを一気に解決するのが「定番リスト」という発想です。
定番リストとは——「週替わり食材」と組み合わせて使う
定番リストとは、毎週ほぼ確実に消費するものをまとめたリストのこと。牛乳・卵・豆腐・納豆・洗剤・シャンプーなど、あなたの家で「なくなったら困るもの」の一覧です。
注文のたびにゼロから考えるのではなく、このリストを週の「ベース発注」として固定してしまいます。あとは週替わりの食材(今週食べたいもの・特売品・旬の野菜)を数品追加するだけ。
定番80%+週替わり20%が黄金比
私が実際にやっているのは、カートのうち約80%を定番品、残り20%を週替わり食材にするパターンです。週の注文総額が5,000円なら、4,000円分は固定、1,000円分だけ「今週の気分」で選ぶ。
これだけで、毎週頭を使うのはたった20%になります。残り80%は「リストをそのままカートへ」で完了。
定番リストの作り方3ステップ
Step1:過去2〜3週の注文履歴を開く
ほとんどのネットスーパーには注文履歴機能があります。まずそこを開いて、「3週連続で注文しているもの」に印をつけてみてください。
びっくりするくらい同じものを毎週買っているはずです。牛乳・卵・豆腐・納豆・鶏むね肉・玉ねぎ・にんじん・キャベツあたりは、共働き家庭のほぼ全員が常連品。洗剤・シャンプー類は消費ペースが読めるので、「2週に1回」「月1回」と頻度をつけて管理するのがおすすめです。
Step2:消費サイクルで「毎週/隔週/月1」に分類する
全部まとめて毎週注文すると逆に無駄が出ます。消費スピードに合わせて分けましょう。
毎週:牛乳1L×2、卵10個、豆腐2丁、納豆3パック、鶏むね肉500g、もやし2袋、食パン1斤
隔週:キャベツ1玉、にんじん3本、玉ねぎ5個、醤油、みりん
月1:シャンプー、ボディソープ、洗濯洗剤、トイレットペーパー
「月1品は月の第1週のみカートに追加する」というルールにしておくと、曜日・週番号で発注内容が自動的に決まります。
Step3:ネットスーパーの「マイリスト」機能に登録する
ほぼすべてのネットスーパーに、繰り返し注文用のリスト保存機能があります。イトーヨーカドーなら「定番リスト」、楽天西友なら「マイリスト」、コープデリなら「いつもの注文」。登録した商品をワンクリックでカートに追加できます。
一度設定してしまえば、次の週からは「マイリストからカートへ追加(約2分)→ 週替わり食材を2〜3品検索して追加(約5分)→ 注文確定(1分)」で終了。慣れれば合計7〜8分です。
秋こそリストを見直すベストタイミング
定番リストは「一度作ったら終わり」ではなく、季節の変わり目に軽くアップデートすることが大事です。
特に9〜10月は食材が大きく入れ替わる時期。夏の素麺・ゴーヤ・枝豆が終わり、さつまいも・かぼちゃ・きのこ類・白菜・ぶりが出てきます。週替わり枠に入れる秋食材の候補をあらかじめメモしておくと、注文時に迷わず済みます。
「定番の食材」×「旬の食材」の組み合わせ例(9〜10月)
定番の鶏むね肉 × 旬のきのこ → きのこたっぷり親子丼
定番の豆腐 × 旬の白菜 → 白菜と豆腐のスープ
定番の卵 × 旬のさつまいも → さつまいも炒め・茶巾のアクセントに
「定番の肉・魚 × 旬の野菜」の組み合わせで考えると、メニューがワンパターンにならずに済みます。週替わり枠20%の使い道として、旬の野菜を1〜2品入れる習慣にするのがおすすめです。
注文をさらに楽にする2つのコツ
スマホのメモアプリと併用する
ネットスーパーのマイリスト機能は優秀なんですが、「今週だけ買いたいもの」を思いついたとき(「あの調味料試してみたい」「子どもがあれほしいと言っていた」)のメモ先として、スマホのメモアプリを1つ使うと便利です。
私はiPhoneのリマインダーに「ネットスーパー」リストを作って随時追加。注文日にそれをカートに追加してチェックを消すだけ。これだけで「あれ頼み忘れた!」がゼロになりました。
注文曜日を固定する
「なんとなく切れてきたら注文」だと、買い物のことを週に何度も考えるハメになります。注文日を固定する(例:毎週日曜の夜に注文・翌月曜か火曜に届く)と、「考える時間」が週1回に集約されます。それ以外の日は買い物のことを完全に忘れていい。地味ですが、精神的な余裕が全然違います。
まとめ:10分注文を実現する3つのポイント
- 過去の注文履歴から「定番品」を洗い出す(3週連続で買ったものが定番候補)
- 消費サイクルで分類し、マイリスト機能に登録する(毎週・隔週・月1の3段階)
- 週替わり枠20%だけを毎週選ぶ(旬の食材を入れると飽きない)
最初のリスト作りに15〜20分かかっても、毎週の注文が10分以内になれば1ヶ月で40〜80分の節約になります。年間換算で数時間。「仕組みを1回作る手間」と「毎週の小さな手間を永遠に払い続けること」のどちらが合理的かは明らかです。
さらに余裕が出たら、冷凍庫の活用と組み合わせるのが次のステップです。特売の鶏むね肉を2週分まとめて買って冷凍、旬のきのこを下処理して冷凍——これを定番リストと組み合わせると、食費も時間も同時に節約できます。定番リストが定着したら、ぜひそちらにも挑戦してみてください。


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