AIで夏休み旅行計画を30分で完成させる方法

Two children pointing at a map on a laptop, symbolizing travel and exploration. デジタル
Photo by SHVETS production on Pexels

旅行計画を始めたのが先週の日曜日、気づいたらブラウザのタブが23枚開いてた。ホテルの比較サイト、じゃらん、楽天トラベル、Google マップ、乗換案内、現地グルメブログ…。

それ、まだ手作業でやってるんですか?

ミズキです。自他ともに認めるズボラの天才です。先月の沖縄旅行、全行程込みで29分で計画が終わりました。AIに丸投げして。今回は私が実際に使ったプロンプトをそのまま渡すので、読み終わったら今日から使えます。

旅行計画がいつも3時間になる、本当の理由

「宿を探す」→「良さそうな宿が4つある」→「口コミを全部読む」→「やっぱり別のエリアも気になってきた」→「気づいたら2時間半経ってた」。このループ、身に覚えがある人はかなりいるはずです。

カスタマーサポートで働いていた頃に痛感したんですが、人間って選択肢が多いと選べなくなる生き物なんですよね。情報過多で判断力が落ちる「決定疲れ」という状態です。旅行計画はこれがダイレクトに刺さる。

解決策はシンプルで、最初から選択肢を絞ること。AIに条件を投げれば、最初から2〜3択で出てきます。「どれを選ぶか」だけ決めればいい状態にできる。

プロンプトを渡す前に1点だけ

「おすすめの旅行先を教えて」みたいな漠然とした聞き方だと30分では終わりません。AIは情報が多いほど精度が上がります。

コツは条件を詰め込むこと。子どもの年齢・予算・移動手段・出発地・泊数・苦手なこと。最初のプロンプトにこれを全部入れます。「入力が面倒」と思いましたか?1分の入力で3時間が29分になります。圧倒的にペイします。

そのまま使えるプロンプト、全部渡します

以下の4つのプロンプトで旅行計画に必要な要素がほぼ揃います。[ ] の中を自分の情報に書き換えるだけです。

①行程を一発で作るプロンプト

ここから始めてください。これが計画全体の骨格になります。

コピペ用:

「[出発地]から[目的地]へ[大人○人・子ども○歳と○歳]で[○泊○日]の家族旅行を計画しています。移動手段は[車・新幹線など]。宿泊費以外の予算は[○万円程度]。子どもが好きなのは[好きなこと]、苦手なのは[苦手なこと]。1日の移動時間は最大2時間以内に抑えたい。観光地・食事スポット・休憩ポイントを含めた1日ごとの行程表を、時間軸(1時間刻み)で作ってください。各スポットに所要時間の目安も入れてください。」

私がこれで出したら、9時〜18時の1時間刻みで観光→昼食→移動→観光→温泉という行程が出てきました。所要時間の目安まで付いていたので、乗換案内で検索する工程がほぼ不要になりました。

②宿の選び方をAIに判断させるプロンプト

「どの宿がいいか選んでほしい」ではなく「判断基準を作ってほしい」アプローチです。AIが宿の最新情報を持っているわけじゃないので、「どう選ぶか」を聞く方が断然使えます。

コピペ用:

「[目的地]エリアで[○泊]する宿を探しています。条件は①1泊1人[○円以内]②子ども[○歳]が泊まれる(食事の融通が利く・アレルギー対応可能であれば理想)③チェックイン[○時]以降・チェックアウト[○時]以前④[駐車場あり/なし]。この条件で宿を絞り込む優先順位チェックリストを作ってください。また楽天トラベルで絞り込むときに使うべきフィルター項目と入力キーワードも教えてください。」

これで「どこを見るべきか」が決まるので、予約サイトを開いてから宿を決めるまでの時間が10分以内になります。

③子どもの年齢別・持ち物リスト生成プロンプト

「なんで今まで毎回手動で作ってたんだろう」ってなる部分です。これが地味に一番感動します。

コピペ用:

「家族[大人2人・子ども○歳と○歳]で[季節:夏][目的地:海・山・都市など][宿泊タイプ:ホテル/旅館/コテージ]の[○泊○日]旅行をします。持ち物リストをカテゴリ別(衣類・洗面用具・子ども専用・常備薬・遊び道具・緊急時対応)に分けて作成してください。[○歳]の子どもに特有の必需品も含めてください。最後に『あると便利だが忘れがちなもの』を5つ追加してください。」

5歳と8歳の子ども連れで試したら、5歳向けの欄に「トイレが近い子のための着替え2セット追加を推奨」という記載が出てきました。言われてみれば当たり前なんだけど、自分では書き忘れていた。こっちが気づいていないことをカバーしてくれるのが地味に頼もしい。

④予算シミュレーション表を作るプロンプト

「だいたいいくらかかるか」の計算を手動でやると、Excelを開いた瞬間にやる気が60%減ります。ここもAIに任せます。

コピペ用:

「[出発地→目的地]への家族旅行([大人2人・子ども2人]、[○泊○日])の予算シミュレーションを作ってください。カテゴリは①交通費(往復)②宿泊費③食費④観光・体験費⑤お土産・雑費⑥緊急予備費。各カテゴリに目安金額の範囲(最小〜最大)を入れて、合計の目安を出してください。移動手段は[新幹線/車]、宿泊は[ファミリールーム1室/素泊まりなど]という条件で。」

旅行後の「なんかめちゃくちゃ使った気がする」を防ぐために、予算表は出発前に作っておく価値があります。私はこれをスマホにスクショしておいて、現地で照らし合わせています。

AIが苦手なこと、正直に言います

全部うまくいくわけじゃないので、先に言っておきます。

リアルタイム情報は信用しないこと。 今年の夏の混雑状況、最新のホテル料金、今月の特急の運休情報などはAIの学習データに含まれないか古い可能性があります。行程の叩き台は優秀ですが、最終的な料金・混雑・営業時間は公式サイトで確認してください。

「地元の人しか知らない穴場」は出てこない。 有名スポットを組み合わせた行程になります。それで十分なケースが大半ですが、マニアックなこだわりがある場合は地元ブログも合わせて参照を。

宿の空き状況はわからない。 当然ですが。「宿をどう選ぶか」の軸を出してもらったら、予約サイトで実際に検索する作業は残ります。ただ「何を基準に選ぶか」が決まっているので、そこにかかる時間は10分以内になるはずです。

29分をさらに短くする「テンプレ保存」テクニック

上のプロンプトに毎回家族情報を入力するのが面倒になってきたら、次の段階があります。

ChatGPTの「カスタム指示」やClaudeの「プロジェクト」機能に、家族の基本情報を一度だけ保存しておく方法です。「子ども:8歳と5歳。長男は乗り物好き、次男は人混みが苦手。全員食物アレルギーなし。車移動が基本。」このような情報を登録しておくと、次回からは「沖縄3泊の行程を作って」だけで通じるようになります。設定に5分かければ、以後の旅行計画がさらに10分短縮できます。

もう一段階上の使い方として、「うまくいった旅行のプロンプトと行程を丸ごとメモしておいて、翌年は『去年の沖縄を北海道バージョンに変えて』と指示する」方法もあります。リピート先の旅行なら15分以内でほぼ完成します。

まとめ

  • 旅行計画に3時間かかる原因は「情報過多による決定疲れ」。AIで最初から選択肢を絞れば解決する
  • プロンプトは条件を詰め込むほど精度が上がる。1分の入力が3時間を29分に変える
  • ①行程 ②宿選定基準 ③持ち物リスト ④予算表の4プロンプトで計画の約80%は完成する
  • リアルタイム情報(料金・空き・混雑)はAIで確認できないので公式サイトで最終確認を忘れずに
  • ChatGPTのカスタム指示やClaudeのプロジェクト機能に家族情報を保存すれば、次回からさらに10分短縮できる

「旅行計画に時間がかかる」は実は「検索の設計が非効率」という問題です。AIは検索の設計を代わりにやってくれる道具として使うのが一番コスパのいい使い方だと思っています。

関連して、同じ発想で「週の買い出しリスト作成(15分→2分)」「子どもの行事の段取り整理」にもAIは使えます。ズボラとして引き続き時短ネタを発掘していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました