「あ〜、またほうれん草腐らせた」
先週の私です。仕事終わりにスーパーに寄って、なんとなく目についた野菜をカゴに入れる。「これ使えそう」という謎の直感で買う。で、週末に冷蔵庫を開けたら……しなびた小松菜と格闘することになる。
そういう生活、もう卒業しましょう。
今回ご紹介するのは「献立逆算術」——週1回のまとめ買いで食材ロスをゼロにする仕組みです。やることはたった3ステップ。自称ズボラの天才の私でも続いてるので、たぶん誰でもできます。
その場しのぎの買い物が、食費と時間を同時に奪っている
ちょっと聞いてほしいんですが。毎日「今夜何にしよう」って仕事中に考えてませんか? それ、めちゃくちゃコスパ悪いですよ。
意思決定のたびに脳力を消費するし、その場でスーパーに行くから「今日のぶん」しか買わない。で、余った食材が翌日の「なんとなく買い」に上書きされて、気づいたら野菜室が墓場になる。週5日この繰り返しを1ヶ月続けると、食材廃棄だけで2,000〜3,000円が消えていくこともざらです。
対して週1まとめ買いをうまく使っている人のパターンを見ると、
- 食材の無駄がほぼゼロ
- 毎日の「今日何作ろう」迷子がゼロ
- スーパーに行く回数が週1〜2回に激減
ポイントは「食材から献立を考えない」こと。先に献立を決めて、そこから食材を逆算するんです。発想の順番を逆にするだけで、全部変わります。
ステップ1:日曜の夜15分で週5日分の献立を仮決めする
まず、週明けから金曜日まで5日分の夕食を決めます。「えっ、5日分も?」って思いますよね。でも完璧じゃなくていいんです。
ざっくり献立の作り方
こんな感じで決めます:
- 月:鶏むね肉の生姜焼き+きのこの味噌汁
- 火:豚こまの野菜炒め(月の野菜の残り消費)
- 水:鮭の塩焼き+あまった野菜のスープ
- 木:カレー(多めに作って金曜に回す)
- 金:カレーうどん(木の残りカレー使用)
ポイントは「使い回せる食材」を軸に組むこと。キャベツを月・火で使い切る、鶏むね肉を2日に分けて使うなど、1つの食材を複数の献立に散らすと、無駄がなくなります。
「変えてもいい」という逃げ道を作る
週の半分くらいは「変更OK」前提で組むのが長続きのコツ。「木曜どうしても疲れたらカレーじゃなくてパスタにする」みたいな余白を作っておくと、プレッシャーがなくなります。完璧主義でやると3週間で挫折するので(実体験)。
私はNotionのテンプレートに曜日を並べてるだけです。アプリでもメモ帳でも、自分が続けられれば何でもOK。
ステップ2:献立表から食材を「リスト化」する
献立が決まったら、今度は使う食材をすべて書き出します。これが「逆算」の核心部分。
具体例:上記献立の場合
先ほどの月〜金の献立から食材を抜き出すとこうなります:
- 肉・魚:鶏むね肉500g、豚こま300g、鮭2切れ
- 野菜:キャベツ1/2玉、玉ねぎ2個、にんじん1本、じゃがいも3個、きのこ1パック
- 調味料:カレールー(ストックなければ)、生姜チューブ
- その他:うどん(冷凍)、味噌
この時点で「キャベツって火曜の野菜炒めにも使うから1玉でいいな」「カレーの玉ねぎ2個で余るな→サラダにも使おう」みたいな微調整ができます。買い物前に食材の行き先が全部決まっている状態を作るのが目的です。
「冷蔵庫チェック」を先に3分やる
リスト化の前に冷蔵庫の中身を確認する習慣をつけると完璧です。「生姜はまだある」「醤油が残り少ない」が事前にわかるので、買い忘れも重複買いもなくなります。私はスマホで冷蔵庫の写真を撮ってスーパーで見返すという脳死スタイルでやってます。
ステップ3:カテゴリ別に整理してまとめ買いリストを完成させる
食材リストができたら、最後にスーパーの売り場別に整理します。これをやるだけで買い物時間が体感で半分以下になります。
カテゴリ別整理の例
スーパーは大体こういう配置なので、合わせてリストを作ります:
- 肉・魚コーナー:鶏むね肉、豚こま、鮭
- 野菜コーナー:キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、きのこ
- 調味料・乾物:カレールー、生姜チューブ
- 冷凍食品:うどん
売り場を行ったり来たりしないので、子連れでも迷子にならずにサクッと終わります。
買い物リストアプリ、何を使う?
私はGoogle Keepを使ってます。チェックボックスが使えるので、カゴに入れたらチェック→見落としゼロ。共有機能もあるので夫に「今日まとめ買いよろしく」って送るときも楽です。
特定のアプリを推したいわけじゃないんですが、共働きならパートナーとリアルタイムで共有できるものが絶対おすすめです。「あ、それもう買ってた」のトラブルが消えます。
食材ロスをさらに減らすなら「冷凍前提」で食材を選ぶ
3ステップに慣れてきたら、次のレベルとして冷凍前提の食材選びを取り入れてみてください。
- きのこは買ったらすぐ冷凍(うまみが増すし傷まない)
- 肉は使う分量に小分けして冷凍(鶏むね肉は100gずつラップ)
- ご飯は炊いたらすぐ冷凍(1食分ずつでレンチン即完成)
冷凍を活用すると、週の後半に食材が尽きても冷凍庫に何かある状態を維持できます。予定外のスーパー寄り道が激減するので、結果的に食費の管理もしやすくなります。
「今夜何作ろう問題」がこれで終わる
この仕組みを始めて最初に実感したのが、平日の脳への負担が激減することです。
仕事終わりに「今夜何食べよう」「スーパー寄ろうか」「でも混んでるし」「でも帰ってから考えるのも面倒」というあの無限ループ、あれが完全になくなります。週1回15分の献立タイムを投資するだけで、月〜金は「今日は鶏肉の日だ」というだけで動ける。
私がこれを始めたきっかけは、ある週に「冷蔵庫の野菜を全部使い切った」「食費が先週より2,000円安かった」というのが重なって、これはもう仕組み化するしかないと思ったからです。で、ITサポート時代に叩き込まれた「手順書思考」をそのまま食卓に持ち込んだのがこの3ステップ。それ、まだ手作業でやってるんですか?
まとめ
- 日曜15分で週5日の献立を仮決め——「使い回し食材」を軸に組み、変更OKの余白も作る
- 献立から食材を逆算してリスト化——冷蔵庫チェック3分をセットで行う
- カテゴリ別に整理してまとめ買い——共有できるメモアプリで夫婦連携が最強
慣れてきたら「冷凍前提の食材選び」も加えると、さらにロスが減って食費が安定します。最初は献立が5日全部埋まらなくてもOK。3日分から始めて徐々に伸ばせば十分です。
ちなみに、献立逆算術と相性がいいのが「作り置きの曜日固定」です。日曜のまとめ買いついでに1〜2品作り置きしておくと、週の前半がさらに楽になります。気が向いたらこちらも試してみてください。


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